90 多分最後のソウルキャリバー5コミュニティ大会「剣斬」に参加した記録

 

f:id:sawazuma:20180730161553p:plain

 

俺自身のソウルキャリバー5は2014年くらいにフランスでKeevと行った5先でエンディングを迎えたような心境だったのだが、今回の「剣斬」はキャリバー5最後の大会であり、期待の新世代コミュニティリーダー・ハアロウ氏の開催するイベントということで、最後に気持ちよく死んで区切りをつけようとおもい記念に参加してきたのでその記録を記す。

 

チームメイトは、キャリバー時代仲良くして頂きつつも、一度も組んだことがなかったミハラナオさん(以下ナオさん)。そのナオさんがももえみさんを引き入れてくれたので、なんとか3on3の人数がそろいエントリーにこぎつけた。

 

チームとしてはすでに「かたづけてしまった」側ということもあり、まあ気楽にいこうやという構え。俺は自室の箱が壊れてキャリバー5をプレイできる環境がなかったのでDOAの穴で一時間半ほど触らせてもらい、ももえみさんはプレマを軽く触り、ナオさんは余裕ぶっこいて本番まで一切キャリバー5をやっていなかった。

 

会場に着いて目にしたのは、ウォームアップの試合で、「やべえ"んだけど!アルゴルが動かねえ”!溜め分割ができねえ”!」と悲鳴を上げるナオさん。コンボがしゃがみBで途切れていた。俺は、「そうそう、今日の俺らはこんなもんでいいんすよ。こんなもんで」と特に気にしていなかった(真面目な現役プレイヤーがこの記事読んだらぶん殴られそうだな....)。

 

予選が始まった。最初のお相手は斡旋チームで、深刻な顔のナオさんが「俺、今日やべえから先峰で行かせて!」と。まあまあ、テキトーにほぐしてきてください!と笑顔で送り出したが、やっぱりまだ感覚が戻ってなかったみたいで惜しくも敗れる。その後色々あってなんとか俺が3人抜いた。一先マキシは結構恐ろしい存在だと思う。

 

次に当たったのはナミキチーム。今回はやっぱりというか全員非リハビリ状態で出てきたらしく、動きが固い。我々はとても言える立場ではないのだが、テキトーさんが1R中に10回くらいコンボを落とした時は両チームともに賑やかな状態になった。

とはいえブランクがあってもやっぱりキャリバー力のあるテキトーさん。あれよあれよという間に3人抜きされてしまった。

 

その後色々あって、同じブロック内の2位と3位で戦い、勝った方がワイルドカードへ進むことに。「俺、やること決めたわ」と決意の表情で三度目の先峰を志願したナオさんが、ナオさんらしい弾打ちと、バーチャ勢の「かいぶつ」さんっぽいリスク大下段の打ち方によって見事3タテをきめた。

 

ワイルドカードでは、勝てば決勝トーナメント進出というところでたもねぎさん・まゆぷんさん・らいしゅけさんチームと対戦に。今日のらいしゅけさんは強いというハナシは聞いていた。

 

ナオさんがまゆぷんさん・たもねぎさんを倒し、その後らいしゅけさんが気合の逆2タテで大将戦に。俺は「さわづまうるせえ!」「あいつはeスポーツに心を壊された」という実況席方向からの声を無視してチームを"応援"していた。

 

大将戦。最初は緊張して迂闊な大技を繰り出したらいしゅけさんにスカ確がとれたものの、2R先取したところで、俺がメアの生ローくらった後脊髄反射で2Aを返してしまっているのがバレた。キャリバー5わかってる人なら満場一致で警棒を振り上げるこの行為、大会中もっともパッションに溢れていたらいしゅけ氏はその慧眼によってたちどころに看破し、チンパン2Aをバクステ3Bで刈り取っていかれる。

 

最終ラウンド。色々あってお互い体力ローになった瞬間、俺は様子見のバクステを選択。ところがこの日のらいしゅけさんは恐怖心が無く、猛然と前ダッシュしてくる。そのまま、まさかのダークドロップキックが炸裂して敗北。後で聞いたところによるとダッシュ生ローがコマンドの関係で化けてしまったそうなのだが、あそこまでドラマティックな殺され方をしたら俺はもう何も言えない。今日はらいしゅけさんを応援しようと心に決めながら観客席に移動した。

 

と、いうカンジで俺の最後のキャリバー5大会はおわった。

その後は観客席からガヤを飛ばしていたら「あいつなんか面白いこと言ってるからマイク持たせようぜ」と言われてしまい、「俺、らいしゅけさんチームの応援を普段通りするだけっすよ?実況とか解説とか中立とか知ったこっちゃないっすよ?本当にいいんすか?」と念押しすると「そこでヒヨるのは君じゃない」と仰る至宝・おおさか氏。そのマリアナ海溝よりも大きな心の器にほだされてマイクを持つものの、一試合終わった瞬間「倫理的に危ない」との運営側の判断により即座にマイクを失うことになった。

俺たちストリート育ちは、ラッパーになるか、さもなければ大声でガヤを出さないと生きていけないんだ...と若干歯がゆい思いをしたが、コミュニティのことを何にも知らない人が配信見てたらキチガイが乱入してきた」としか感じないということを後になって指摘された。確かに!

 

そんなこんなで最終的に優勝したのは、けいちゃん・ねこおよぎ・まっけんの3人で結成されたチーム「Road To 老害」であった。文句無しの面子ですね。ただね、クソ雑魚の私がこんなとこに書くのは大変申し訳無く存じますが、ここまで立派な試合を見せたり熱い思いを語っておきながら「Road To 老害」というチーム名はさあ、よくないっすよ。あんたらはちゃんとやってる強いプレイヤーなんだから、ネーミングにムダな自虐を見せちゃ駄目でしょう。どうせなら堂々とカッコいいチーム名で出てくれ。具体的には「卍最強卍」とか「卍我等友情永遠不滅卍」みたいなのがよかったな。

 

まあくだらない冗談はさておき、おめでとうございます!唯一絶対無二神けいちゃんさん様、まっけんさん、ねこおよぎさん、キャリバー6で一合でも打ち合えたら幸甚です。

 

そんなこんなで非常に良い雰囲気でイベントは終了した。

 

ソウルキャリバーシリーズは3Dどころか全格闘ゲーム中最もシンプルなゲームだし、新作が出たらいろんなところからプレイヤーが集まってきそうでワクワクしている。噂によると、全回転下段の速度が4以前に戻るとか....。すっかり追い海月がしゃがめなくなった私は若干震え上がっておりますが、まあ下段が見えなくなったんならもう一回見えるようになるしかないっしょ。そういう精神でソウルキャリバー6を心待ちにしております。面白いゲームだといいな!