98 ソウルキャリバー3on3大会『悶撃』 参加の記録とこれから

忘れないうちに思い出を書き残す構え。

※既に記憶が怪しい部分が多々あるので、ご指摘を頂けるとありがたいです(twitterとかで)。

 

(予選)

■vs同僚(バームさん/2B、みぐさん/ミナ、GAROさん/アイヴィー)

にゃんた 〇 - × GAROさん

にゃんた × - 〇 バームさん

しわ 〇 - × バームさん

しわ 〇 - × みぐさん

 

まさかの開幕からVFチームとの対戦。対戦前にご挨拶しつつ作戦会議を行い、俺が開口一番2Bとアイヴィーは無理と申告、ミナ戦用のカードとなり、初手は安定のにゃんたティラに出てもらうことに。相手チームのティラ慣れてなさそうさが凄まじくwノッたにゃんたが初戦を制し、次鋒として出てきたのはバームさんの2B。パッチでゴリゴリ押せるキャラになったと噂される2Bを大会力に定評のあるバーチャプレイヤーが使うということで、恐ろしい勢いで襲い掛かってきて取り返される。

 

しかしヨシカワ愚連隊はどこ吹く風であった。バームさんがラウンド取得時、死体を釣り上げて煽ってきたのに対し、打ち合わせ無しで「遅延行為!!!」という声がハモるなど、チームワークをいかんなく発揮していた。この愛と友情と口プレイのスリープラトンが影響したかはわからないが、次鋒・しわがバームさん、みぐさんを撃破。このしわという男、大将で出てきたみぐさんがじっくりとキーコンを確認している際、腕時計を示すようなジェスチャーを高速で繰り出す等、画面外が仕上がっていた。

 

試合後、次のマッチングまで気になるチームの観戦や野試合をしようと考えていたら、

突然実況席に呼び出される。続いて何故かしわまで呼び出され、とりあえず話して場をつないでいたら、いろんな方に「奢られ君」経由でエナジードリンクやお酒、からあげ等を頂いた(本当にありがとうございます!)。

 

やがてチーム名をアナウンスされ、2試合目に向けて実況席から移動。

 

■vs業務スーパーECA(落ち着けさん/ミナ、ひみとらさん/アイヴィー、今日は土曜日ださん/タリム)

 

にゃんた × - 〇 ひみとらさん

しわ × - 〇 ひみとらさん

さわづま × - 〇 ひみとらさん

 

ひみとらさんのアイヴィーに全員なぎ倒され、ヨシカワ愚連隊の予選ブロック一位抜けが消える。中距離の66[A](だった気がする)や下段投げ、スカ確88BA(だったっけ?)、置きクリミなど、各種行動の配分がうまく、そして強かった。俺はもちろん何もさせてもらえなかった。

 

ヨシカワ愚連隊、速攻でルーザーズへ。

「俺たちはもう少しだけ声を出していたい」。

その思いで3試合目を待っていた。

 

■vs LUCY勢(Yanteさん/メア、翔太郎さん/ジーク、Jorgeさん/2B)
にゃんた × - 〇 Jorgeさん
しわ 〇 - × Jorgeさん
しわ 〇 - × Yanteさん
しわ × - 翔太郎さん
さわづま 〇 - × 翔太郎さん

直前の話し合いでは、にゃんた・しわがジーク戦を嫌がっており、とりあえず過去作での対戦経験がある俺がジーク・メア用のカードとして残ることに。

初戦はにゃんたが2B相手に砂漠を引き、EVO JAPAN2019 Saitohアスタロス戦の悪夢がよみがえった。3人とも若干顔がひきつっていたと思う(大事な時に砂漠を引く才能)。踏ん張ってくれたものの、Jorgeさんの強気な攻勢によりあえなくお陀仏。

次鋒・しわが抜き返すと、Lucy勢が繰り出してきたのはYanteさんナイトメア。ナイトメアはソフィーティア戦がツラいという伝統があり、慣習に従いしわがパンの力で勝利。とはいえキャラ相性という意味では、ジークもツラそう(しかも控えてるのがミツルギだし)。

このまま勢いで行けるかと思いきや、大将として出てきた翔太郎さんのジークフリートが全霊の剣をふるい、瞬く間にしわを断ち切る。あれ?これかなりまずい流れなのでは?俺このタイミングで出たくないっす。動物病院に連れていかれた柴犬のように縮こまっていた俺の脳裏に、突如、ソウルキャリバー5時代の心の師匠であるまくさんの台詞「さわづまはジークには負けない!」がフラッシュバック。チームメイトの声援もあり、全ての行動がかみ合いなんとか勝利。

 

もう少しだけ声を出せることになったヨシカワ愚連隊だったが...

 

■vsジェットストリームアタック(神園さん/エイミ、SHKさん/ザサラ、でーちさん/タリム)

 

にゃんた 〇 - × 神園さん 

にゃんた × - 〇 SHKさん

さわづま × - 〇 SHKさん

しわ 〇- × SHKさん

しわ 〇 - × でーちさん

 

ここで当たってしまった優勝候補。ヨシカワ愚連隊は全員エイミ戦を嫌がっていた。俺に至ってはタリム戦も嫌だったので、野試合で相性がいいSHKさん用のカードということに。オーダーはかなり悩んだが、最終的に出た結論は安定の「にゃんたが先鋒で暴れて、あとは状況判断」。

 

先鋒戦では、紫薔薇を持つに至った神園さんエイミをにゃんたが撃破!VF勢らしく、二択を通しまくっていた。チームは安堵に包まれる。

 

次鋒・SHKさんは深淵を炸裂させ、にゃんたの流れを止める。俺の出番という顔で出ていくさわづまミツルギだが、大事なところ(3ラウンド目?)でモタついた動きをしてしまい、2手くらい遅れて出した立ちBをボイスフロムアビスで刈り取られる。この時、リーチをかけられたラウンドで、対面の神園さんが「BBありがとーーー!!!!!BBありがとーーーーーーーー!!!!」とゴッドボイスを出してきたの、流石に本業の力を感じた。

 

にゃんたと共にSHKさんの傾向を話し(防御行動について)、お願いしわぽんモードへ移行。期待に応えたしわが2枚抜いてくれて勝利!

 

でーちさんは直前に体調を崩してしまったそうでマスクをしていたが、その上からでもわかるくらい悔しそうに見えた。SHKさんも神園さんも同じ。ヨシカワ愚連隊は厳かに「ありがとうございました」と告げ、ワイルドカードへ。

 

(ワイルドカード)

代表者によるリーグ戦。今日パフォーマンスが出ているしわにチーム内の目線が集まる。当の本人は、「ゲラルト戦はやりたくない、さっきのジーク戦みたいになるかも」と嫌がっていたが、にゃんたも俺もゲラルト戦については大差ないだろう、今日一番暴れているやつがワイルドカードに出ないもないだろう、と2人でごり推し(誤字にあらず)。自称声出し枠と自称マスコット枠の心がきれいに重なっていた。

 

 

■vs 17歳教

しわ 〇 - × くぼさん(ゲラルト)

ギッッリギリの試合だったが、しわが辛くも勝利。

くぼさんはあえて受身可能な高火力コンボを繰り出し、ガード不能重ね(通称メラゾーマ)を狙っていたように見えたが、しわは寝たきりゲーマースタイルを貫き、ゲラルト使いの土俵に乗らないようにしていた。

 

■vs ワンチャンスボーイズ

しわ 〇 - × まるいちさん(ゲラルト)

実況席でまるいちさんのゲラルトを拝んだ時、イャーデンがキレッキレだったので、

マジで気を付けよう!と話していた。ステージはイャーデンから落とせたり壁コンにいけたりする草原ステージ。しわが相手を画面端に押し込んだ時は、「大人になれ!!」というアドバイスを飛ばしていた(※イャーデンROが怖いから中央まで下がろうの意)。

 

力強く、要所で勝負手を通してくるまるいちさんが勢いに乗り、戦いは2-2で最終ラウンドへ。しわがダブルアップによる浮かせに成功するが、大会・一先・代表戦という極限状況によりコンボを落としてしまう。

 

でもこんなん相手ヒヨるだろ!やっちまえ!と思っていたら、起き上がったまるいちさんゲラルトがすかさずSC中のソフィーティアを投げ飛ばしていた(マジかよ)。お互い体力僅かとなったが、我慢して我慢してイャーデンにスカ確を入れ、大人の階段を登ったしわが勝利。

 

■vs エンジョイ勢を名乗るには強くなりすぎた

しわ 〇 - × 木屑さん(シャンファ)

 

実力者ゲラルト達との激戦を経たしわは肩の力が良い感じに抜けたのか、流れるように手堅く勝利。

 

こうして、ヨシカワ愚連隊は辛くも決勝トナメ進出できることに(しわさんご苦労様です)。

 

 

(準々決勝)

■vs 業務スーパーECA

にゃんた 〇 - × 落ち着けさん(ミナ)

にゃんた × - 〇 ひみとらさん(アイヴィー)

さわづま × - 〇 ひみとらさん

しわ 〇 - × ひみとらさん

しわ〇 - × 今日は土曜日ださん(タリム)

 

もうダメかと思った。

 

決勝トナメはK-1方式の抽選。予選で惨敗した我が軍、業務スーパーECAにとっては当然かぶせ対象になるわけで...

 

安定の一番手・にゃんたが先鋒戦を制し、ここで出てきたのはひみとらさんアイヴィー。めっちゃ脂がのった動きでにゃんたが抜かれ、「づまさん、次どうします?」と尋ねてくるしわ。

 

ここはかなりの反省点なのだけれど、既に一度ひみとらさんに処られてる上に、試合を見ていて何の勝算もなかったくせに「とりあえずやってみるわ」と言って出てしまい、光速で処理された。はっきり言えば、今の状態でプレッシャーのかかる大将出撃をしたくないという弱気から出た判断で、チームの利益を損なうことになってしまった(ホンマすんませんでした)。

 

しわvsひみとらさんは一進一退の超好試合となり、まずしわソフィーティアが体力ローからSCを発動、ひみとらさんアイヴィーを壁近くまで押し込む。体力がまだ3割程残っているひみとらさんがけん制の66[A]を放つが、モーションを視認したしわが2366ステップの超・低姿勢でアイヴィーの中段横切りを潜ってセラストを叩き込んで勝利。超ドラマティックだった。

 

そして大将として登場したのは、土曜日さんのタリム。タリムは中距離で振れる優秀な技に割と上段が多いという弱点があるのだが、そうした点にソフィーティアの長所であるしゃがステ中横斬りでつけこみ、最後はSCからVF勢っぽい体内ディレイ4A+BBを連続で通し、しわが勝利。

 

なんとヨシカワ愚連隊、準決勝進出(しわ様とにゃんた様のおかげです)。

いくら新進気鋭の2人がいるとはいえ、誰が予想しただろうか。

 

 

(準決勝)

■vs ✝︎絡みつく邪尻の番人✝︎ (ぎじんさん/ヴォルド、邪神さん/アイヴィー、ゆっととさん/ヴォルド)

 

さわづま 〇 - × ぎじんさん

さわづま × - 〇 邪神さん

 

ヴォルド2・アイヴィー1、しかも全員実力者ということで色んな意味で恐ろしいチーム。これまでオーダーに気を使ってきたヨシカワ愚連隊だったが、この相手キャラの顔ぶれを見て3人の心は一つになった。

 

「さわづま、お前が先鋒だ。荒らせるなら荒らしてこい」。

「うんわかった!」

 

割り切った1BBや66Aなどを連打し、なんとか先鋒戦を乗り切ることができたが、

次に出てきたのは、邪神さんアイヴィー。 気力を振り絞って立ち向かうが、神速の微不利クリミナルシンフォニー等勝負強さを見せつけられ、しめやかに死亡するさわづまミツルギ。

 

 ここまでは予想通り。汚物杯で邪神さんを肥溜めの絞首台に送った張本人、『処刑人』にゃんたを送り込む。

 

しかし、一度汚物となりそして仏へと昇華した邪神さんはとても強かった。

最後はバックジャンプからのダッシュマイトアトラスという、芸術点をつけたくなるようなフィニッシュでにゃんたを屠る。

 

にゃんた × - 〇 邪神さん

 

 

もう長くは語るまい(書いている俺が疲れた)。

しわ先生お願いします!

 

しわ 〇 - × 邪神さん

 

にゃんたvs邪神に続き、EVO JAPANでの因縁がある、しわvsゆっととが開戦することに。

 

しわ「ゆっとと君って、大会でも連携に最大反撃入れてくる?」

俺「過去の大会を見ていると、本番なら通るだろ的なムーブにも全部マジレスしてくるっぽい」。

しわ「とりあえず一段止めで様子見るわ」。

 

どきどき。

 

手堅いプレイや勝負GIを駆使し、苦しい展開からフルラウンドまで追い詰めたしわだったが、最後の最後に2366ABを横に歩いたゆっととさんがCEでお仕置きしてきてゲームセットとなった。試合中は2366Aガード後横に歩いて2366AAを被弾するシーンもあったのだけれど、ゆっととさんは最後まで選択を変えず。

 

しわ × - 〇 ゆっととさん

 

こうして荒野のヨシカワ愚連隊の悶撃は終わった。

ただ、ベスト4は正直予想以上の結果で、素直にうれしい。

 

個人的な反省点としては、キャリバー教養の無さから、チーム戦では、味方が「〇〇と〇〇は大丈夫」と申告するのに対し、ぼそっと「このキャラだけなら...」、「....先鋒でいいっすか?」くらいしか言えなかったこと(※いちおう5経験者です)。結果として、チーム戦特有のかぶせ合いという選択肢を狭くしてしまったのがニガい。

 

大会に出てよかった点として、みなさんつえーなというのを実感できた。日々をただボンヤリとすごしていた俺にはとても眩しい光景。

 

なんかよくわかんないけど、気が付けば悶撃翌日には、うちの回線の問題であきらめていたオンライン対戦も、インターリンクにすればイケるんじゃね?と申請をしてみたり、都内のオフ対戦イベントをチェックしたり、昨日もビジネス鞄にパッドをつっこんで久しぶりに中野レッドブルスフィアへと足をはこんでいた。

 

燃えカスに再び火が通る機会を与えてくださった主催の悶吉さん始め、運営をされていたアラハバキさん、パイプ役となったかげっちさん、そして何より、ただの声出しクソ野郎を誘ってくれて、しかも準決勝まで連れてきてくれた、チームメイトのにゃんたとしわに感謝申し上げます。

 

余談だが、しわもにゃんたも鉄拳7をたしなんでいるので、ワンチャンMASTER CUPとかにも出れたら楽しそうだね。

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。