ビジネスメールのやりとりをする機会が急増してきた。ぼちぼちテキストを目で追ったり作成しまくっているうちに、文章を読むと表情のようなものが見えてきたような気がする。機嫌が良さそうであったり、傲慢であったり、なんのあたりさわりもないのっぺらぼうのような文面であったりといろいろである。
しかし考えてみるとゲームやってる時に相手の感情について考えたことは今まで無い(暴言を吐いたとか死体蹴ったとかそういう話ではなく、あくまでプレイングの話である)。言うまでも無いが、対戦中に相手の次の行動を予測したことが無いという意味ではない。むしろ、相手の行動だけを考えていた。プレイヤーである相手がてんぱってるとか、冷静だとか、怒ってるとか楽しそうとか、そういう状態に一切関係なくただその行動のみを追ってどう殺せばいいかを考えていた。今DOAをやっている時も相手の感情については考えていないのだが、もしも"感情読み"をするならやはりポイントは
・相手はどこで投げたいか
・相手はどこで暴れたいか
の2つだろうか。
頭が真っ白になった時、なんどとがめられても同じ選択肢をとっさにとってしまうプレイヤーは本当に多い(自分含め)。
「ハヤブサ使いはてんぱると中距離でとりあえず33Pを打つ傾向にある」とか、「エレナ使いはオフェンスが通らなくなってくるとあせって33Pが増える」とか、キャラ対込みだったらそういうことだけは考えていてもいいかもしれない。
これまで自分の対戦相手の思考の基準はシオさんだけだった。ポーカーフェイスで殺しにくるわフェイクボタンは使うわ無駄に心理戦をしてくるわで面倒くさいことないし、キャラ対はしっかりやってるし、ダメージ効率も良いし、フレーム戦の合間に強気行動を通してくる、そういうプレイングである。
こうなるともう感情なんて読む必要が無い。
それに相手のことを考えるよりも、相手に強く自分を意識させて振り回すほうが理に適っているのではないかとも思う。
また、感情に限らず相手の思考を読もうとすると予想外の展開が起こりすぎて意識をフリーズさせられる場面が生まれたりする(主にコブンさん戦)。
『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている』状態になってしまうくらいなら、自分のプレイングについてだけを考えたほうがマシだろう。
とはいえやっぱり相手の思考を読めていないと絶対に敗北する場面が生まれてくるのも対戦ゲームなので、そこらへんの匙加減も難しいですね。。
ちなみにVFでは大須晶という有名なプレイヤーがこう言われていた。
「大須のバーチャは大須にしか理解できない。あいつのバーチャを理解しようとしたり付き合おうとしたら絶対に死ぬ」と。
それを聞いたシ○ロジカさんはこのようにコメントした。
「"くねくね"かよw」
くねくねで何が悪い。相手が頭おかしくなって死んでいくムーブ、いいじゃないか。
俺は"くねくね"系プレイヤーになりたい