32 「卓越とは技ではない。単なる慣れだ。繰り返し行うことで体得する」

 steam版DOA、PS4に比べれば快適なオンラインではあったものの、アンインストールした。理由としてはやっぱり相手次第のラグと、ラグい相手に限ってそれを利用してかハヤテや直虎なんかを使用して中距離から技ぶっぱを繰り返すという不条理戦法をとってくるところとか、そもそも暴れ一辺倒の相手が多すぎて他の堅い相手と対戦する時に悪影響が出てしまうとか、色々ある。総合的には、対戦できるというプラス以上に自分のパフォーマンスが下がるというマイナス要素が上回っている(ロビーマッチがあれば話は変わったのだろうけれど)。

 

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 自分は3D格ゲーの投げが好きであり、DOAもできる限りスカ確は投げでとりたいなと思いそうするようにしているのだが、やはりこのゲーム硬直自体がかなり短めなのでそこらへんに苦しむこと幾多星霜。

 特に多いのが、ヒトミの吾妻スカに投げを入れようとして暴れ入れ込み33P喰らうやつ。純粋にスカ確投げやるのが厳しすぎる技で、かつスカッた後に入れ込んでくる相手であれば、邪道ではあるが先にスカッたところに33Pなどをガードさせるつもりで撃って相手の意識に刻み付けるのがいいのかもしれない。chすれば100点もらえるわけだし、そうすれば相手の行動も変わると思う。モラリストなら屈伸ガード、SS、自信のある人は中Pホールドに変えてくるだろうし、そうすればナチュラル遅れ投げのCH/HC化にもつながってくる。

 

 やはり、まずは拳で黙らせるのがこのゲームの王道なのだろうか。

 

他にも、上段出し切りをしゃがんだ時に状況次第では投げではなく8Pや6Kを当てたいな。8Pに至っては最速回復しても214Pが確定するという、NHしたほうが美味しいんじゃね?というデンジャラスな技なので、こういうところでこそ使えるようになりたいな。

 

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以前にも書いたが、ハヤブサの起き攻めでの構え。

相手は派生8P、8K、8Tを嫌がって起き蹴りを出さずに起きて7歩きをしたがる。

そこに滅却・地龍(印T)を重ねるというネタだが、やっぱり割と使えるんじゃないかなという気がしてきた。相手がそれを嫌がって起き蹴りを出すならばもちろん8系統の技が機能するようになり、起き上がりしゃがみをやってくるなら印Kなどが機能するようになる。ハヤブサは起き攻めが貧弱なのでまあ悪くは無いかなと。

 

と、ここまで書いて構え66や構え22の存在を普段完全に忘れていることに気が付いた。

この技の使い道はちょっとアイデアがあるので、実戦で試してみようかなと。

 

個人的には既存のパーツを組み合わせて新しい動きになるように広げていくほうが重要かなと思う。一切使ってない群狼萬獄脚の可能性とか、引き出しをまだまだ開けていきたいのもあるが、マニアックなものを詰めるよりもまずはオーソドックスの切れ味を上げたい感。

 

 

ちなみに今回のタイトルは「FURI」というゲームのボスの台詞です。

やたら上から目線な達人風のクセして単なる初見殺し野郎でしたが、この台詞は印象に残ったな。

31 「意識的思考のほうが非アルゴリズム的で、かえって無意識のほうがアルゴリズム的なのではないか」

 steamのDOAのランクマッチを回している間に、なんだか自分のプレイングが以前よりも遥かに雑な物になってしまっていたことに気付く。

原因としては色々考えられる。あまりにも野性味あふれる相手と遭遇するので、

 

・対戦相手の7割くらいがとにかく暴れ、擦る。こうなってくると、

「どうせ相手は暴れてるしラグくて投げ確を狙ってもリスクリターンと難易度が噛み合わないから投げ確にも打撃を返してカウンターをもらおう」思考になり、気が付くとルーティン化している。

 

・殆どの相手は起き蹴りを出しまくるのでとりあえず起き攻めは不動雲龍斬を連打する。

 

・微不利からPKKをこすりまくる。

 

・見てから反応されないので6KPを打ちまくる。

 

・ラグめの相手の二択につきあいたくない→とにかくディレイ打撃を打ちまくる

 

などの行動が身に沁みついてしまったようだ。

恐怖心.....俺の心に 恐怖心.....。

その結果柴犬ハヤブサ、クオリティーが激しく低下してしまった。

 

とはいえ、そもそもそういった行動を手癖にしてしまっている時点で自業自得であり、

「だってぇ~たいせんあいてがぁ~」と言うのはお門違い。

現在必死に矯正中である。

ロジャー・ペンローズが「皇帝の新しい心」という本で言っていたことが身に染みた(この記事のタイトルになっている)。

 

それでもあんまりな相手にあたって対戦内容に不条理や虚無を感じることが多いのも事実。神園さんがオンはやめとけと言った理由が少しわかった。

 

ただ、これでプレイしてるのがうさおさんやシオさんだったら

相手の無秩序な暴れや連打行動全てに半端ないリスクをつけて封殺できるんだろうなと思う。ある意味では防御行動を訓練するチャンスと捉えることもできるのかもしれない。

 

....が、ストレスがヤバく流石に俺の格闘ゲーム嗜好はそこまで高尚なものではないので、もう面倒臭えなと思った相手にはリグを出してオラついていい気もしてきた。

もちろん見投げラピッドファイアなんてやりません。

HCスイングアームトルネードで死ぬ体力になるまで7Pと7Kを置き続ける。

 

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やはりハヤブサは崩しが乏しい代わりに一度触った時と、防御行動をきっちりやった時のリターンが高い。つまり防御型キャラクターなので、

防御行動をきっちりやることが勝率へと直結する。

防御をサボッていては勝てないということをここ数日のクソブサプレイングをやっての地獄連敗で痛感した。。

 

そしてこのゲーム、防御が崩れれば攻撃も崩れる。

これは本当にそうだと思う。

防御に余裕がない時はクリティカル継続も冴えなくなるし、

ダメージも出せなくなってしまう。

 

てんぱって、不要なファジーガードを入れて相手の中段に引っ掛かって継続をくらい、必死こいてガードしてやっとターンを奪い、コンボを入れて相手をダウンさせた後

もう守る側になりたくない!と無理な攻めをしようとして起き蹴りや起き上がり暴れが直撃したり、微有利から最大投げで択をかけるような行動ができなくなる。

とっさの行動が33Pなどの安直なものに偏り、ホールドでもSSでも対応されてしまうようになる。

 

 またこれは自分の考えだが、PK暴れや33P暴れは、重要な"防御行動"として認識する必要がある。これらの行動に味を占めてあばれジャンキーになっても、DOAではサンドバッグの将来が約束されるだけだ(身を持って実証済み)。

 

あらためて振り返ると、今までの自分が防御を頑張ろう頑張ろうとやってきたのは間違ってはいなかったのかなと思う。

 

まず防御せよ。而して攻撃せよ。

 

とりあえず俺は、自分の駄目っぷりにキレちまって出勤日である土日を眠れずに過ごしたので、流石にそろそろ横になります。

I'll be back.

30 ソルト・アンド・ウギュウハイトウ/steamDOAとリグ所感

 シオさんが無事闘神祭DOA部門を優勝し、格ゲーイベントの規模のバロメーターと言われる男"格闘家"をして「大魔王・・・ゾーマ・・・!」と言わしめたらしい。

その際に彼が発したという「ダイマオウニヤラレタッ!.....イケニエニサレタッ!!」という言葉、それをただツイッターで文字で見聞しただけでも表現力の格の差を思い知らされた。

シオさんほんまおめでとう!

 

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steam版DOAのオンラインが快適だとジャワさんに聞いて試してみたが、マジで快適だった。PS4版とはくらべものにならない。相手次第ではほとんどオフと変わらない感覚になる(見投げ飯綱が遠慮なくできる)。

しかもつい最近基本無料版がリリースされたということで、NINJA使いは実質無料で遊べてしまうのだ。

問題としてはロビーモードが存在せず、オンでやれるのはあくまでランクマのみという点。それでも俺のように対戦の機会に飢えている人間にはありがたい限り。

折角だからお布施がてらここらでサブキャラを遊ぼうと思い立ち、前から気になっていたリグを購入して30クレほど対戦したのでそのインプレッションを。

 

・壁ドンがつよい

P+KKだの3Kだの66Pだの66Kだの6H+Kだの、役者が多すぎてビビるレベル。

 

・投げがよわい

6Tは投げた後の状況が凄く良いという話なのだが、66Tはちょっと中途半端な感じになってしまっている。でもモーションのカッコ良さだけで、どうせ浅瀬だしと見投げは66Tで統一してました。

 

・中距離結構触れる?

中距離はそこまでなキャラかなと思っていたがこいつ意外とリーチある。

ただ、様子見に牽制がスカッた時はちょっと気まずい感じなのかな。

 

・44K

長いリーチでありながらNH時でものすごいよろけフレームが奪えてしまう。

適当な置き技にこれをひっかけてクリティカル継続をしているだけで相当メシが喰えた。実際に触ってみて、リグのなかで一番印象深い技。

 

二日程度でおなかいっぱいになってしまったが、リグはいい気分転換になった。

 

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steam版はやはりというかあまり猛者プレイヤーはいないようだ(一人くらいはsteamにしか生息していない、魔神みたいに強いプレイヤーがいてくれるとモチベが上がるのだが)。

そんでもって、もうこの人言っちゃなんだけど真面目にやってないよなと、思わず煙草を咥えた経験が無い俺も葉巻に火をつけたくなるくらい暴れ擦りを無限ループしてるプレイヤーが結構多かったりもする。

おまけにリグでやっているという理由なのか一戦やっただけで対戦拒否されるということもあったりとか。

 

このような環境で俺も流されてサブキャラをだらだら触ってもいいのだけれど、

流石にということで結局ハヤブサに戻った。

明らかに始めたてという感じの人に対しては、「33Pを封印する」という縛りを設けるだけで一戦ごとの味が大分良質になった。俺はこの技が(舜の挑腕的な意味で)大好きなのだが、まあ流石に試合の楽しさを台無しにするほどの破壊力であり、あまりビギナーっぽい人などにぶつけていい技ではない。子猫に丸太をぶつけるような仕打ちである。

33Pを封印するというのは単なる舐めプレイではなくて、

ハヤブサが(置き中Pホールドや潰し用の置き技、ガード後の攻防で上をいかれるなどして)33Pを振るのが気まずくなっている時の練習にもなるし、何より不条理な試合展開が減るので、結構丁度良いかなという気もしている。

しかしそれでも本能だけで「あっ」と思った時には33Pを入力している瞬間があって恐ろしい(大体chする)。

流石に33Pを封印していたら死ぬキャラとか相手が来たら解禁はしてます。

 

オンラインマッチング。前述した「明らかにこいつはゲームをする気がねえ」という人、ひたすらハヤブサでニン!ニン!を繰り返し続ける人、負けそうになった瞬間にブチギレたのかゲーマーとしてインポなのか急用ができたのか知らないが捨てゲーをする人などが割といて結構萎えたりもするのだけれど、たまにDOA自体を始めたばかりっぽい人でもしっかりと真面目にフレームなどのセオリーを守りながらプレイしていて、毎日マッチングするたびに成長を見せられて驚く人がいる。

意外と清濁のバランスはとれているのかもしれない(俺のプレイスタイルもあまり褒められたものではないだろう)。

 

 

最後に。

カレークックさんが○し○○○さんなのマジで知らなかったので

このあいだ裏顔で神園さんと対戦してる時に

「なんだこの上から目線でコメントしてる野郎は・・・?どれほどのモンなんだ・・・?対戦する機会があったら確実に"潰す"必要があるな・・・」とか思っちゃってました(懺悔)。

いや、マジでキッズの類なのかなと勘違いしていた・・・。

 

まあ、いしたまごさんに「恩返し」はしたいとは思ってますけどね。

「潰す」だなんて"強い"言葉、とてもぶつけられませんわ....。イマハマダ

 

 

 

 

29 ろうそくの火を灯せよ

 実のところ、書くほどのことがなくなってきている気がしている。

 

そこには以前と変わらぬ課題があり、

以前と変わらず勝てない相手がおり、

そしてチンパン行動を繰り返す変わらない自分がいる。

むしろ退化しているのではないかと真顔になることもある。

  最終的に、頑張って普遍的なプレイングの精度を上げましょうという話にどうしてもなってしまう。

 

とりあえず今の俺の最適解はキャラ対トレモな気がするので ぼちぼち再開していこ。

 

メモ

・キャラ対(洗い直し含め)優先順位

ヒトミ>ジャンリー>クリスティ>リグ>ミラ>α>バース

 

・4K/3P/33P/4P+K/2H+K

それぞれの技で特定の連携に割り込めないか調査

 

・上段をしゃがんで8Pが有効な連携がいくつかあるかもしれない。

NHのほうがむしろ望ましい。

 

・P投げとPディレイK、PP投げとPPディレイ(4)Pを使い分ける

 

SSP

実はブンブン技かもしれない。相手がぼったちして確定投げ意識するようになってきたらSSKに切り替えるとかSS投げをやりだすとか。

 

・4H+Kから

666Pにこだわっていたけど、あまり最速回復してくる人いないし、もうクリティカル継続以外で4H+Kが当たった時はゆとり33Pでいいんじゃないかという気がしている。もしこれが通るならマジで最強技。

 

・6PPと6PKを連打している時こそ6P飯綱が必要。シオイズム。

 

 

 

 

28 我がスレドニ・ヴァシュター

  先日、作家買い最後の一人となった小説家である石川博品の最新作「メロディ・リリック・アイドル・マジック」を読み終えた時、あまりの完成度の高さに精神を揺さぶられた。なぜだかDOAを無性にやりたくなった。

 

 高校生の時に連載がはじまり、一巻から最終巻までをリアルタイムで追い続け大満足した「ベン・トー」を読み返してそのエモーショナルさ、テーマの普遍性をまだかみしめることができる喜びに包まれている時も、理由はわからないがDOAをやりたくなっていた。

 

 ゲーセンで時間をつぶす時は、よく音ゲーコーナーに立ち寄っている。自分でプレイするためではなく、上級者が真摯にスコアアタックやフルコンボを目指して打ち込んでいる姿を見るのが好きだからである。一昨日向かったファンファン船橋では、DOAフリプ前の空き時間をそれにあてて、ビーマニの激ムズっぽい高速譜面をフルコンするプレイヤーを目撃することができた。彼はリザルトを確認すると振り返り、ガッツポーズを見せて仲間とハイ・ファイブを交わす。その光景を見ていたら(早くDOAフリプ始まれ・・・)と思わずにはいられなかった。

 

 仕事に向かう途中でお気に入りの曲を聴いている時、ふとDOAがやりたくなっている。

 

 

 この感覚は「CDが欲しくて欲しくてたまらないレベルの曲が延々と頭の中で流れ続けているけど中々CDが手に入らない時」の精神状態に近いのかもしれない(今では一瞬で完了するDL販売が出てきたので、この例えの分かり辛さに関して特に言う事は無い)。思えばFPS/TPSにハマッていた時もバーチャにハマッていた時も、キャリバーに狂っていた時も、精神が高揚するとその時やりこんでいるゲームのことを真っ先に連想していた。

 

 だが、月に数日間対戦するのがやっとのレベルであり、熱しやすく冷めやすい性格の自分がここまでDOAのことをことあるごとに考えてしまうというのはとても奇妙なことだ。そのくせ、少しさぼればすぐにキャラ対策やフレームをわすれる。見投げをさぼる。しかし「浅瀬止まりでもぜんぜん構わない」という態度で遊び続けることができてしまう。驚異的なゲームだ。強いわけでもないし、全身全霊でやりこめているわけでもない。それなのにどうしてここまで執心し続けているのか自分でもわからない。

 

 全くわからないが、そういうゲームがある時の人生は本当にたのしい。

 

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雑記

 

・舞の良キャラっぷりが凄い。正直、コラボキャラであることが惜しまれる完成度だ。魅力的で、エロくて、強い。DOA6があるなら、このキャラコンセプトをそのままほのかに流用してしまったほうがみんな幸せになるのではないかと思った。

 

・神園さんのアキラへのヘイトが凄い。俺はアキラは平気だが、

俺が一番対戦していてキレているエレナには特に神園さんはキレていない。

キャリバーをやっている時、神園さんがアルゴルにキレてセルバンテスを許容し、

俺はアルゴルを許容してセルバンテスにキレていたことを思い出した。

案外こういうのはどのゲームでも変わらないのかもしれない。

 

ただ昔と違う点があるとすれば、ソウルキャリバーのマキシ、ヒルダに比べれば

今我々が使っているキャラクターの方が遥かに強いということである。

キャラパワー万歳!

 

・些細なことではあるが、ハヤブサのKや3Kから6Pでクリティカル継続をすることの強さを今更になって認識しつつある。

6Pはすごい。基本の肘技なのに、クリティカル継続に使うだけで道が4車線以上に広がってしまう。リーチも長く派生も申し分無い。ch即確認からP+Kや9Kは現実的ではないが、3Pや6Kにつなげればそれも問題なく解消されてしまう。

 

・VFの舜の1P+Kのように、我王を使えるフレーム状況をセットプレイとして刻んでもいいのかもしれない。

 

・46TからPPが背面ヒットしないキャラとするキャラがいるような気がする。

念のため今度調べてみよう。

 

・以前さんばーさんと良い勝負ができたことから調子に乗り、一ヶ月ぶりに訪れたDOAの穴で「あのいくもんさんという方のあやねと対戦してみたい」ということを吹いてしまったのだが、流石に俺のハヤブサの現状がよぼすぎて失笑すら買えない。

「のぼる小寺さん」リスペクトでまた壁を登りなおす。

 

NECが近づいてきている。俺は出場しないのだが、配信を応援しながら観るのはけっこう楽しみだ。たにいパイセン、輝さん、ジャワさん等もストイックで尊敬しているプレイヤーなのだが、やはり自分が一番応援したいのは最も世話になっているシオさんだ。

穴に通って交流していくなかでシオさんがどれだけのバトルサイボーグかは理解できたし、対戦する時の言動も負けた時のハードルを下げるのではなく自ら上げに行くスタイルという点も好感を持てる(あと、あの独特の煽り方。"シオさん節"と命名したい)

 

自分が応援したいゲーマーは、一本のゲームを脇目も振らずにやりこみ続ける

タイプであるが、デカい大会の前は流石に根を詰めすぎるのもなんなので、別のゲームをやってリフレッシュすることも少し必要だとはおもう。

日本勢が世界を蹴散らす展開、期待してしまいますね。

 

個人的には、シオさんゲンフーが世界をあのマーダーフェイスでシオ漬けにしてほしい。ソルトロジカル。

 

 

27 リターナー

 けいちゃん(とついでにたにいパイセン[こっちはスト5])を”わからせて”以来、多忙と金欠によりDOAの対戦が一切できない状態が続いており、流石にオフ専の自分は「キビいな....」というカンジであった。

またしてもこのままフェードアウトしてしまう可能性あるか?と思いつつ

PCゲーをフレンドと遊んでいたら、神園さんとつながりのある某氏からまさかの「づまはDOAをやれ」という伝言が直撃。思考回路が読まれていやがる....!

という流れで、たまたま空いた金曜日の夜にトラタワへ向かった。

 

フリプ以外でトラタワにDOAしに行ったのは初めてだったので、

最初は人いるんけ?大丈夫け?と不安だったのだが、最終的に8,9人くらいで健全に台を回す流れに。久しぶりに対戦したジャワさんはどうやら既にスランプを脱していた様子。脳のリソースを以前よりも多めに読み合いに回す、が現在のタスクらしい。

 

さておき俺はどうだったかというと、一ヶ月のブランクはあったが思ったよりは動けていた。とはいえ流石に勝つことに必死すぎて、いつも設定していたプレイ中の目標のことなど忘却の彼方であったが(投げ確は八割以上返すとか、最大決めるとか、壁を使いまくるとか、46Tからダブルアップを混ぜるとか)。

 

 俺の母校である明治大学駿河台校舎の図書館の入り口には、このようなロダンの名言が引用されている。

 

「肝心な点は感動すること、愛すること、望むこと、身震いすること、そして生きることです。」

 

これを今回の俺のハヤブサ風に改変するならまさにこういう感じであった。

「肝心な点は反応すること、暴れること、擦ること、当て投げすること、そして33Pをパナすことです。」

今回は割とマジでしょうもない内容になってしまった。知り合いの某強豪4gamerライターゲーマーに見られたら「無根拠クソ野郎」の誹りは免れないでしょう。

 

プレイング自体も近接戦の投げ確精度が露骨に落ちていたので自信があまりなく、

距離戦に傾倒してしまった印象。

 

兎に角、活きのいいティナ使いの方とやれたし、

カイルさんのリグと連戦することもできたし、

そこそこ勝って鉄人にも戻れたのでそこは満足。

リグ相手に投げ確・スカ確投げを狙うとほぼ死ぬということがわかった。

 久々にアツくなれたので、

地獄のTGSをくぐりぬけたら穴でDOAリフレッシュしようと決意しました。

 

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ver1.08のハヤブサ

6P+K4:隠形印への移行フレームを隠形印中6Pと統一し、12Fr⇒11Fr に変更
サイドステップ中K:ヒット時に発生するクリティカルを4H+Kと統一

ということだ。6P+K4が以前に比べ+1fされるということだが、PP6P4は変更無しという解釈でいいのだろうか?

 

しかし、一つ目よりも着目したい点は二つ目のサイドステップK。

今まで当てても相手がバウンドしてしまう為、こんなん当てたくなるシチュエーションほとんどねえと思っていたのだが今回の上方修正(であってますよね)は素晴しい。

 

中距離戦でSSKをブン回し、一定の距離であたったら666Pという夢のような世界が実現するのだ!マジな話、今まで死に技だと思っていたので使い甲斐のある技が増えるのは嬉しいことです。

 

 

26 今夜使えるDOAスラング集

 たまにはこういうのも。

自分周辺でよく使われているものとか、流行ったらいいなというものとかを。

 

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■赤鬼

 神園さん発祥。要所要所で投げを最大暴れでハイカンもらう、ぎりぎりラウンドとれない、謎の軸ずれで勝ち確が消えてなくなるなど不条理な負け方を繰り返したプレイヤーが行きつく、いわゆる”キレッちまってる”状態。

 

■青鬼

赤鬼状態が一定時間以上継続しているプレイヤーが陥る。

不条理の波に揉まれすぎて顔面が真っ青になっている状態。

 

■アホキック

鉄拳用語。3RK(ミドルキック)を指す。

DOA的にも使う機会は多いだろう。ハヤブサはダブルアホキックを出せるし、

レイファンはアホキックからのアホショルダーが出せるし、

クリスティもアホキックから蛇形阿歩が出せる。

 

■うちの島じゃノーカンだから

シマではなく島。圧倒的なキャラ人気を誇りながらキャラ性能に劣るマリー・ローズやほのかの使い手達の一部が持つアティテュード。もちろん島とは例のアレを指す。

ちなみにさわづまは女天狗が好みすぎるのにPS4持ってないため某ハ○コ。氏に女天狗での島配信をお願いしたことがある。

 

■お葬式

ゲーセンなどで壊滅的な負け方が続き、もはや100円入れるモチベも消え失せる寸前の状態。風前の灯である。

 

■お願い

言い換えれば甘え。画面を見ずにリターンを期待して技をこすること。

お願い最大投げ、お願いスラント、お願い暴れ、お願いホールドなど用途は多岐にわたる。

 

■オラつき

フレームや体力など、不利な状態を無視した強気の行動を指す。

これができるプレイヤーは怖い。

 

■オリャー

言わずと知れたゲンフーの16P(鳥牛)。

圧倒的な破壊力と爽快な吹き飛ばしがゲンフー使いを虜にし、

対戦相手を青鬼にする。

 

■鑑識

ラウンド取得時、死体蹴りもダンスもせずに棒立ちする相手を揶揄する言葉。周囲の血痕や足跡を捜査している可能性がある。

 

■三途の川

ゲンフーなど、スリップカウンターが凶悪なキャラクターと対戦する時の水辺が多いステージ(ビーチなど)を指す。この怨み、地獄に流します。

 

■塩漬け

ゲンフー強豪プレイヤーであるシオロジカ氏にフルボッコにされている様子を指す(=青鬼)。

シオロジカ氏の凶悪な打撃と最大投げの地獄二択からの最大コンボで脳味噌をシェイクされ、精神にダメージを負いながらなんとか自分の有利フレームをもらって最速打撃をすると固有とられるなどした時の精神状態は、まさしく塩をぶちまけられているナメクジのごとし。

 

■地蔵

あまりにもガードが固すぎる/一生ガードしかしてない相手を指す。

中距離が強いキャラの地蔵には手こずることが多い。

 

■素人

相手を煽る時に使う(用法要領・マナーとラインを守って正しくお使いください)。

例としては生投げを決めて「この素人、投げ抜けが入ってないけど!!」

生投げしか確定しないタイミングで6投げしてきた相手に

「この素人フレームわかってないけど!!」と言いながら最大暴れなど、

自身の方が素人っぽいことをしてるのにリターンとれた時に使うと破壊力が高い。

 

■素晴らしい....

FLACKさんの口癖。しみじみとした口調で喋るのがポイント。

しかし多用しすぎると「メイドインアビス」のボンドルド卿になってしまう。

 

■ちゃんとゲーム作れよ!

一部キャラの技の理不尽なガード硬直の短さで投げ確を落とした時や、画面端のランダム軸ずれによる事故コンボ落としなどが発生した時、中段攻撃がありえない潜り方をされた時に腹からせりあがってくる本音。

DOA6ではきっと改善されていると信じたい。

 

■鳥

ハヤブサの飯綱がコマミスで首切り投げに化けてしまい、冷静にしゃがみハイカン投げを喰らう瞬間の見た目(のバカっぽさ)を指す。隼だけに。

 

■トレモステージ

ハヤブサ使用時の天井ステージを指す(特にHOME)。

あまりにもいろんな場面から馬鹿げたダメージがとれてしまうところがトレモじみている。ちなみにさわづまは天井ステージが苦手。

 

■寝不足

ダウンすると90%寝っぱを選択する相手のこと。

 

■寝坊

 寝不足が極まり、相手が起き蹴り警戒して下がっているのがどうみてもわかりきっているのにずっと寝たままをキープしている状態。わりとダルい。

 

■は?うますぎだろ

あまりにもうまいことをやられすぎて最早キレるを通り越して感心させられた時に。

 

■ホワイトタイガー

アキラの百虎のこと。カタカナにした理由は中距離からおもむろに放たれるこの技のプレッシャーがなんかすっごいから。

 

■マグロ

二つの意味がある珍しいスラング

一つはいわゆる「止まったら死ぬ」というくらい永遠に動き続け、1フレームたりとも止まることのないプレイヤーのこと。

二つ目は、ずっと同じルートだろうがバーストだろうがなんだろうがクリティカル継続中に一切ホールドを出してこない様子。

 

■無根拠

完全に読み合いや思考を放棄した行動。

お願いと類似しているが、お願いがリターンを求めての行動だという理解はできるのに対し無根拠な行動はあまりにも意味不明すぎて理解が追い付かないくらい思考が放棄されているという違いがある。

しかし無根拠行動に結果が伴ってしまう場合があるのがDOAのおそろしいところである。

 

■ライトー

ハヤブサの8K。

ライトーとは鉄拳の不条理な浮かせジャンプキック(共通技)を指す。

あちらは中段だがハヤブサのは上段である。