(鉄拳雑記)軸がぶれている

ドラ以外のキャラを触るとこれっぽっちも勝てないので、いかにロシア人のキャラパワーによるガン攻め鉄拳スタイルに助けられていたのかわかってきた。

 

 結局いろんなキャラを触る流れになってしもーて、このままメインキャラ決まらずにフニャフニャのタコみたいな状態で終わってしまうんじゃないかという焦りも出始めている。ただ、いろいろなキャラを触るとそのキャラの知識は必ずついてくるんで、そういう意味ではいいのかもしれんなーなどとしみじみ思う今日このごろ。

 

あとゲームの懐がひろい(選択肢が多い)ので、「理論的には正解」行動を突き詰めるのは本当に俺に適しているのか?みたいなことを考える余地もあるし、自分の思い込みにふと気づいて世界が少しだけ拡張されるような快感を覚えることがある(俺だけかな...)

 

最近、細かい二択にこだわりすぎてダメージ負けすることが多くなり、深夜に鉄拳ポエムツイートを連打していたところ、「お前は丁寧なプレイにこだわるタイプのプレイヤーじゃなかっただろ」というようなツッコミを受け、自分で細かい二択について考え直してみた。

 

たとえば一美の1RK。ヒット後+4Fから放たれる3LPは完全にフレームが埋まっていて、防御側はあばれることができない。ここで「じゃあ1RKからはとりあえず3LPで安定。あばれないなら1RK>1RKを混ぜて嫌がらせてたまにしゃがませながら3LPを打つ。安定。」とか思ってたんだけど、ライトーや下段捌きが存在するような世界でどこまでが安定になるんだ...?と少し引っかかり、結局あばれをケアするんだったら、安易にフレームを埋める小技打つよりも下がってスカ確を狙う方がリスクを抑えられるしリターンも上がるのでは?と頭によぎったりする(細かい二択だけを繰り返して勝つのは相応の実力が無いと無理な気がする)。っていうか1RK>3LPは右横できるっぽい...?

 

俺が直近で経験してきた3D格ゲーのVF5FSは純粋2択が成立しやすいゲームで、フレーム通り最速で動くのが尊かったし、DOA5LRは基本的に攻め側が有利だったという経緯もあり、とりあえず最速で攻めるのがえらいという思考状態になっていたのだが、鉄拳はやっぱ山ステがあって防御行動超強いし、ライトーあばれもあるしで、細かい二択を仕掛けているだけだと勝ちづらい。

 

そこで5~6年前にやりこんでたキャリバー5を振り返ってみると、ジャスガが防御行動としてもあまりに強力な上、下段技が全般的にかなりマイルドな調整だったので、ぼったちを崩す時は生ロー当てて-2Fからの逆択をすることが非常に多かった。投げはしゃがまれたらキャラ次第では3割~5割吹っ飛ぶし、よしんば投げが通ったとしても結局そこで純粋二択になってしまう(ボタン連打でも片方だけ抜けられる)。ジャスガをとられると小技でも確定反撃を受けてしまう。だから細かい二択にこだわるのではなく、相手に手を出してもらってそこを刈り取る行動の方が圧倒的に効率良かった(とはいえ二択ビビッてるだけだと結局勝てないんだけど)。あのころの感覚を取り戻す方が良いということなんだろう。

 

鉄拳はセオリー的な正解行動は要所に用意されてるんだけど、本当に徹底しようとすると相当なカロリーがかかる。ここは3D格ゲーの共通点だと思うのだけれど、そこで理論に振り回されすぎるとやっぱり勝てないし、エネルギーが枯渇していく。

 

適度に力を抜いてプレイするのがいいということなんでしょう。10月のキャリバー発売までに、自分なりのプレイスタイルを確立させておきたいなあ。

 

...っていうか丁寧なプレイにこだわって結果自分が追い詰められちゃうって、昔デコポンが言ってた『クリーン雑魚』だよな。やっぱり最後に信じられるのはあの男なのか....