23 百円の価値 /中距離戦がDOAの本当のコアなのではないか

 昨夜久々に池ギに出向いてDOAを打ちこんだ。いろんな方と対戦できたのだけれど、特に楽しかったのはさつじんねこさん、サトヤスさんとの連戦。読み合いがぐるぐる回り、俺の手がぷるぷるし、脳味噌がゆらゆらしてくるレベルであった。

   帰りにうどんを喰っている時、神園さんに「防御しすぎ、読み合いしすぎ」という指摘を受けた。段位を上げたいなら強い連携を一生適当に振り回せ、3P連携だけで勝てるなら一生そこでボッた方がいいというような感じ。確かに、本当に段位を上げるためだけならそうすべきなのかなと思う。起き攻め構え8Pや8Tなどの頻度が前よりも格段に減り、荒らし行動を減らして防御行動でリターンをとろうとしていたのが、神園さんにはもどかしく映っていたのかもしれない。DOAで防御で飯を食うのは、ほんとうにむずかしい(いしたまごさんも茨の道だよと仰っていた)。だからゲーセンで100円入れて、カネ賭けてやってるのにわざわざそういう行動を選択しなくてもいいのかもしれない。ただ、それでもやっぱり防御行動を上手くする(投げ確だけでなくホールドによるリターンを狙えるようにする)のが今の俺の最大の課題となっているのは変わらない。

 

 たとえば66Kをガードさせるだけで勝てる相手を66Kだけで処理したとして、わからん殺しで一方的に相手を倒した時の虚無感というものをキャリバー、VF両方で体験してきた(VFにいたっては3:7クラスのキャラをノーカードで被せられたりオンラインでもキャラが舜というだけで干されたり)身としては、それって100円入れてまでする価値のある対戦になるのだろうか?と疑問が浮かんでしまう。100円賭けてるんだから当然勝ちたいけど、100円入れた意味をゼロにもしたくないという葛藤。贅沢を言っているのかもしれない。

 

 キャリバーをやりこんでいた3,4年前も口にしたりSNSで書いていたことだけれど、普段わからん殺しで飯を食ってると肝心な場面でそれに縋って負けてたいへん後悔することになったり、対戦の味そのものが無くなってしまったり、ということが発生する。

  DOAの楽しみは、高速の展開のなかで回転していく読み合い、疾走感、そしてVF以上に常に付きまとう行動のリスクを乗り越えてリターンを掴みとった時の快感、そういった点にあると常々感じており、それを減らしたくない。

 

 まあ長々と意識高い系ぶったことを書いてしまいましたが、要は俺の快楽の問題として、今はどうせすぐ通用しなくなる連携を覚えるよりは基本行動を徹底したいなあという結論になります。もちろん、普通に強い行動を縛るという意味ではありませんが。

あとエレナとかいうキャラ、まじで許さん。

 

 

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  このゲームの中距離戦は本当に大事だなあということが最近わかってきた。今やってるスト5もそうなのだが、本当に大事なのは近距離でどちらかがどちらかに触ってから発生する読み合いではなく、触りに行くまでの過程に発生する読み合い。その点、33Pはやっぱりリスクよりもリターンの方がはるかに大きいのだということが骨身に染みてきている。頭おかしいよこれ。

 DOAは触れた側が遥かに有利をとれるゲームであり、特に近距離の殴りあいになるともう血で血を洗うような状態になる。そういう状況を回避して一方的な間合いで戦いやすいあやねが最強クラスだと言われる所以も理解できる(ほとんどインファイトしかできないのにSキャラ認定されているゲンフーも凄まじいものがあるが、シオさんレベルで読み合いを回さないといけないし)。

 ハヤブサはお願い33Pを振るとガードされた後きっちり対応されたりホールドされたりSSされたりする。それでも使う価値があるくらい強い技なので当然止めない。

そこで33Pを中心にした立ち回りということは変えずに、スカ確・置き8K/7Kとか、6P+Kとか、構えPとか、66Kで突っ込むとか、じりじり歩いてホールドちらつかせてダッシュして触りに行くとか色々混ぜていけば出来ることは相当多い。欲を言えばもうちょい歩きを速くしてほしかったくらい(高望みしすぎ)。それに33Pと見せかけて666Pを引っ張って放つのも相当イケている。

 自分は近距離の読み合いに本当に自信が無いので、こういうところに脳味噌全部突っ込んだほうがいいのかもしれないな。

っていうか中距離戦にはDOAで勝つために必要な要素の7割が詰まっているんじゃないか?流石に言いすぎかな。