92:蟻の想い

ゲームは、面白おかしくプレイしようとすると、やっぱりプレイ内容がふにゃふにゃしてくる。

 

だべったりジョークを飛ばしあいながら格ゲーを対戦したりする時にも当然それは起こる。

 

しかし俺は昨日、貴重な体験をすることができた。

 

全てはVF勢の青パイさんに声をかけたことからはじまった。

具体的に言うと、カジュアルマッチで揉んでいただくことになったのである。

 

youtu.be

 

VCで和やかに談笑しつつ、お互いの技の対策を教えあったりしていたが、

1時間経つと、早くも対戦の空気が弛緩してきた。

 

これは辞め時だろうと思った。

 

さわづま「青さん、適当にここから5先とかにして切り上げましょうよ」。

 

青さん「わかったー。じゃあ3先にしよう」。

 

 

青さんと言えば、ふわふわしており、ファンシーであり、周囲の人間全てをいやすヒーリング効果を持つ御方である。

 

しかしやはりVF勢。

 

3先という試合形式が定まった瞬間、和やかな会話を捨て去り、無言で息を止めて斬り掛かって来る。

 

1試合目、「うわー!その連携は勘弁してくださいって!」などとそれまでのノリを継続していた俺も、さすがに気づいてしまった。

 

この人は既に"入り込んでいる".....

 

俺の周囲にいらっしゃるVF勢の方、勝負ごとになると、一瞬で雰囲気が変わる。普段からすごいのに、切れ味が劇的に増すのだ(ザンギさんとかが代表的な例)。

 

いわゆるゾーンに入るというやつだが、これほどの早さでマインドセットを切り替えられる人はあまり見たことが無い。

 

ただでさえ実力で追いつけていない俺。慌てて気合を入れて食い下がろうとしたものの、もちろん1-3で負けてしまい、今後「昆虫」をdisワードとして使えないカラダにされてしまった(何があったのかはアーカイブ参照)。

 

俺はもう社会人だし、なんなら数年すれば三十路に突入する身である。

青さん同様、あまり時間がとれなくなってきている。

 

だったら、対戦ゲームをする時は、常に勝負をする時のVF勢みたいな精神状態に自分を追い込まないとこの先どんどん差をつけられてしまうのではないか....?そう思わされました。

 

俺も強いおじ様になりてえ。

ソウルキャリバー6、今後も楽しめそうです。