91 Happiness is a Warm Blade

発売から一週間ということで、ナイトメアを対策し始めている方が多い様子。一方で、当然の話だがマキシ戦を考えている人は全然いない。今回のマキシはお手軽全対応されることが減り、ミクロな選択を求められる場面が非常に増えているわけで、まあ敷居は上がっている。使う側の俺としてもマキシをわかってない人と対戦しても利益は無いし、そもそも面白くない。

 

構えキャラというのはそもそも罪深い造形をしている。

相手は対策しようという意識を持ちトレモする。

対策されると、今度は対策の対策がスタートする。

それに対して対策の対策の対策が始まる。

最後はストレートいたちごっこじみた読みあいが始まってしまう。

 

勿論、使っている側もそこまで想定してやらないといけないので、割とカロリーは高い。自分の選択ひとつひとつに相手キャラがどれだけリスクを負わせられるのかといった知識を身に着けた上で行動を選択する必要がある。

 

でも、最初の話に戻ると発売直後の現在はそういうやりとりに至ることはすくない。そこで、俺も対戦相手もハッピーな対戦を経験できる、スタンダード寄りで未来のあるキャラをデッキに加えるのもアリな気がしてきた。

 

例えばミツルギである。

 

■ミツルギ

・鉄拳のポールとDOAハヤブサをミックスしてマイルドにしたような性能

・ゲージはSCとCEどっちに回しても強い

・下段の削り性能が高くパーツがそろっている

・投げがいい感じ

・防御行動の精度が上がれば上がるほど結果が出るようになった

・5マキシの天枢やハヤブサの陰陽印のような展開を作れる構えがある

・二択が鬼(アッパーをしゃがんでくらうと約100ダメージ)

・リーサルコンボが難しい(B+KBジャスト後のkB入力、236ABジャストあたりで躓いている)

 

使っていて死ぬほど楽しい。俺がDOA6のハヤブサがこうだったらいいなーと思うような性能そのものなので心臓を撃ち抜かれました。

 

イメージ的にはゲージがたまるまではコツコツ削るキャラ、ゲージがたまったら確反CEとSCオラつきを使い分けることで万能高火力キャラに化ける。

 

CEが発生12Fだったり3Bが-12しかなかったり、稲穂のスキを構えでごまかしてリターン勝ちできたりする。構えまである。

 

単純に楽しいので、現時点でもセカンダリ有力候補になってしまったよ。鉄拳のブライアンとか好きな人におすすめ。