ここはDOAのことを書くブログであるから、継続といえばクリティカル継続の話になる。ハヤブサの打撃は、基本触れさえすれば相手のよろけが非常に大きく、継続の選択肢が非常に豊富になる(上段・中段二種すべてで)。そのために、奪えるよろけが控えめな技に関してはあまり思考を整理できていなかったと思うので、ちょっと実験的な選択肢を咥えて行こうかなと考えている。
①最速回復に対し継続可能な選択肢が絞られる技(44Pなど)をヒットさせる
②(よろけが少ないため)相手が最速回復にフレーム確の打撃で継続してくるだろうと踏んで、それに対応したホールドをしてくる
③そこに214Pや4H+K、入れ込み飯綱等を叩き込む
というのが通常の流れである。
本来(最速回復ガードするだけで)確定しなくなる選択肢を見せたほうが、
結局DOAというゲームは食っていけるんじゃないかなという気がしてきた。
最速回復に確定しない打撃を被せる場合、その打撃はコンボ始動であり、確定反撃が無い技であるのが望ましい。そしてハヤブサにはそのパーツが揃っている。
もちろん継続は最大限フレーム確定が美しいので、たまにやるくらいでよい。
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・6PPヒット時
+12なのでPしか確定しない。のでわかってる相手は上段ホールドか最速回復をまずやってくる。ぶちこんでよし。
・44Pヒット時
よろけつつも最速回復している相手に確定するのはP,K,6P。壁際以外はKは選択肢に基本入らないのでPか6Pからより大きなよろけにつないでダメージを稼ぐか、打撃を我慢して見投げ飯綱をするか。この2つしかやっていなかった。相手がハヤブサをちゃんと対策していれば、上記のシチュエーションでは上段ホールドか、中段Pホールドか、投げ警戒の最大回復暴れ仕込みのどれかが選択肢になるはずだ。
・46T(ダウンに3P+K・P+K)>6PからPP継続するかどうかのとこ
壁が近くない場合は必然的にダブルアップをすることになる。
相手は6Pを受けた時点で上段ホールドをするかどうか考えなくてはならないが、
そこに不条理を放り込んでみるのも一興。
・66Kヒット時
構えPしかフレーム確定しない。構えKは硬直が無さすぎて確定投げが難しい部類で、構えP初段がヒットさえすれば相手に中段Pホールドをするかどうかの読み合いを強要できるという状況だが、ここであえて不動雲龍斬(8P)にいく。相手が最速回復を選んでいてガードされても+9上段ホールドなどを出しておりヒットすれば8P>8KKなどのコンボでまあまあ減る。反応がいい人なら最速回復+中Pホールドで2つに対応してくるかもしれないが、そこは8Kや8Tを見せるとか、構え投げにいくとか、何個までの選択肢に同時に対応できるのかね?といわんばかりに構え2Kを出して試してみる。
で、そこらへんの展開を何度か見せて相手がグチャグチャになってきたところで66Kヒットから構え6Pを出す。構えPで継続した時より更に沢山の猶予フレームを得ることができる(具体的に言うと214Pがフレーム確定する)。
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要領がいい人か、センスのある人なら、「フレーム確定にこだわった打撃ばかりじゃだめだな」ということにすぐ気付けていたのだろう。
俺の場合、用意していたカードは214Pと入れ込み投げしかなかった。かつ、それが必要な時にあまり実践できていなかった。
キャプテン・スローと名指しで笑われてしまいそうなゲーム攻略速度とセンスの無さではあるけれど、とにかく持ち札を増やすことに努めていかなければなるまい。
ハヤブサ以外のキャラはろくに動かないからハヤブサのパワーを高めようと思って色々試行錯誤したり、その一部をこのブログに書いたりしているのだが結局普遍性のあるプレイングや内容はそこまで骨身に染みこませられていないのかもしれない。普遍性というよりは汎用性になるんだろうか。
この間はそこのバランスも大崩壊してしまい、オンもオフも全然勝てなくて大変なことになった。
難しいコンボのレシピとか、キャラ対策とか、ゲームに限った話じゃないけど書いたり考えるだけだったらいくらでもできる。
ところがそれを実践しようとすると本当に難しいものである。しかし、そこでちゃんとできるようになった時の喜びや爽快感の高さは、格闘ゲーム特有のもの。
最初はホールド飯綱からコンボ選択をするかどうかの判断もできなかった。運ぶかPPKKP〆にするかの基準もわからなかった。投げをしゃがんだらHCPPではなく何も考えずに投げ返していたし、背後に壁を背負っているのに46Tのことに気付きもしなかった。見投げは2Tか6Tだけだった。ハヤブサの壁コンの強さに気が付かなかった。
アドバイスを受けて改善されたところも多く、感謝が絶えないのだけれど、
やっぱり自分で気づいて変えた行動が成果に結び付いた瞬間が一番爽快だ。
もっと深いところにいければ、もっと気持ちいい体験や対戦が待っているのかもしれない。俺はそれが見たいな。