119 空(そぅら)を飛ぶ

GBVSを再び触り始めた。最初の調整が入る前にはカタリナに飽きていたのでジータやゾーイを少し触ってみたがしっくり来ず、1週間触った時に最も好感触だったグラン君をやることにした。

 

ところでGBVSのランクシステムは情け容赦がない為、純粋な実力者以外を認めない。各ランク帯をまたぐ条件は厳しいものになっているし、そのなかでX1とY5を行き来する存在"ルーパー"が生息していることも拍車をかけている。

 

ルーパーにはヒエラルキーが存在しており、よりTierが高い者が優位になる。

具体的にはSS5とS1のルーパーである俺の場合、SS1に狩られて落ちてS5やS4のプレイヤーを狩って落ちるというのが日常茶飯事だった。ここでマッチングしているSS1もまた、SSS5とSS1を行き来する上位のルーパーであることがおおい。

 

俺がランクマッチをやる上でモヤモヤしていたのはこの点で、格上に負けて落ちて格下を倒して上がるという構図はランクマッチとしてどうなんだろうというのがあった。シンプルな言い方をすると、実力が離れている相手との対戦はあまり楽しくない。もちろん相手のランクに関わらず見習うべき連携や意識配分、驚かされるネタなどはあるので学習にはつながるけれど、俺は面白い対戦ゲームを遊ばんとしてこのゲームを購入している。

 

おそらく地力のない俺のようなゲーマーがランクマッチを基本の野良試合にするのはモチベの低下につながってしまうと感じた。モチベは個人的にはゲーマーどころか人間の最重要パラメーターだとおもっている。この値が低くて良いことはひとつもない。

 

そこで最初はランクマッチ中SS1やS4,S5とマッチングしたら勝敗を見ずに1戦抜けしてみようと思案したが、強気行動ごりごり系のSS1プレイヤーに処られて気が付いたらキレて再戦を連打していた。

 

このままだとまたやらなくなってしまうのは目に見えているので、平日はロビーマッチを訪れて鍛錬し、休日にランクマッチを回すという方針をとることにした。

 

ロビーマッチの良さはなんといっても相手の強さを段位では判断できないこと。特に元気よく連コしてくる人は長期戦でノッてくるタイプが多くて大変励みになる(昨夜もS帯のシャル使いに途中から一生ボコられていた)。座っている人のランクを確認してから入るのもいいが、どうやら自分で台に座って待っている方が効率がいいことがわかってきた。相手は基本的にこちらの使用キャラとランクを見て判断してから乱入してくるので。

 

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■固めについて

GBVSでシンプルだけどむずかしいな~と思うのは固め。

グランのようなキャラの場合、固め自体はかなり強力なので、どこで投げを通すかというのが焦点になる。

 

一番まずいのは相手の無敵技におびえてしまうこと。無敵技におびえるとダメな遅らせ固めが増えてしまい、最速2A擦りがカウンターしたりガードさせられたりしてそのままコンボ+起き攻めになることも珍しくない。

 

フレーム埋め>>>無敵技警戒・投げ

 

これをちゃんとカラダに叩き込んでいきたい(俺は自分の意識を信用していない)。

 

また、固めの最中にヒット確認をするのも重要だと学び始めた。

2A>2Aまでで確認してヒットしていたらコンボ、ガードだったら2D・歩き近A・ダッシュ投げをするとか、2B>2Bもできる限り画面を見て相手が前飛びしてきたら対空2Cとか。

 

とにかくそういうところを地道に詰めていくのが今の課題だな~。

 

 

....あと立ちグラ擦りはマジで0%にしたい。誰も幸せにならないし。抜けても遅れてると大幅不利でダメージ入るし。2Aグラはかなり難しいので、ただの打撃あばれ・昇龍・ジャンプでごまかしてもいいまである。。