89 走れミツボシ

リアルの事情により、KSBには行けなかった。去年は仕事に打ちのめされながら賽に出場して、大会でも風が吹かず終わったという経緯もあり、今年こそはシングルで結果を....と考えていただけに、無念である。。

 

大会には出れなかったが、シオさんへの殺意(※ゲーム内)は収まらなかった。「あいつ、ゲンフー戦の話題になると早口になるよな...」「やめなよ」的なやりとりがどこかで行われてもおかしくないくらいゲンフー戦の1PNH後と3Kガード後について考えていた。しかし1年以上考えても納得のいくアンサーが出せない状況について思考をめぐらすのはいい加減やめようと思い、より単純な方向に意識を切り替えた(馬鹿の考え休むに似たり)。

 

ハヤブサvsゲンフーというマッチアップは、お互いに絡め手というほどの選択肢を持っていないので、暴力をぶつけあうような試合内容になりがちである。なら、ヘタなキャラ対を考えるよりは自キャラのパフォーマンスを向上させることに注力してみよう。

 

というわけで、もう一度ハヤブサについて考え直した。

 

まずは、細かいポイントであのキャラにこの行動をされた時きつい、どうしようという点をいったん捨てて、自キャラが主導権を握っているという確信が持てる、自分から作り出せる展開で最も強い状況を考えてみる。

 

ハヤブサは一段止めでガードされてもリスクが無く、かつCHから高いリターンを見込める技が多い。しかもそれがコンボ始動技にも存在している。前ダッシュが鬼のように早い。リーチがありえんくらい長い。火力がアホみたいに高い。

 

ということで、結局中距離からしゃがみダッシュで相手の近距離に迫った瞬間が一番強いのでここを突き詰めていく。この認識はこれまでもあったが、おそらく甘すぎた。もっと詰めたらもっと勝てる気がする。

 

具体的には、中距離からハヤブサがいきなり前ダッシュしてきて、近距離でしゃがみダッシュのモーションに移行した時。

 

相手の脳内には、33P・666Pという鬼リターン技、ダッシュ前投げ/スライド入力飯綱、スライド入力OH、その他もろもろが全てが予想される。そんでもってハヤブサは前ダッシュがヤバいくらい速く、6Pあたりのリーチもめちゃ長だし7K・4K・8Kのスカ確が強烈すぎるので、置き技での牽制もなかなかしんどい。この展開でハヤブサにリターンを拾われ続けると、「どうなってんだこのキャラはよお!!!」とブチギレたくなるんじゃなかろうか。

 

思い返してみると俺はこのハヤブサがもっとも強い瞬間を、何も考えずに「変な技にひっかかって負けたらイヤだから手堅くいこう」「置きホールドが怖いからディフェンシブなプレイをしよう」という思考になって放棄してしまうことが多く、シオさん戦では特にそれが顕著だったような気がする。もちろんセーフティープレイも正解ではあるのだが、配分が露骨すぎると結局「こいつは今手を出してこない」と察知され、相手側が用意している強力なカードを切られ、こっちがアワアワしてる間にまくられてしまう。

 

肝心なのはどこでこのスイッチをON/OFFするか。

 

今はとりあえず、このやり方を突き詰めてみたい。

 

もちろん相手の対抗手段も色々あるんでワンパになったら絶対勝てないけど、この瞬間をもっと意識することで効率を高めていける気がする。

 

逆に今後封印すべき行動は、334Kと334Tの二択。

これじゃどっちが通ってもダメージがリスクの割に合わない(両方とも最大投げ確のリスクをがある)。どうせやるなら33Por666Pと首狩りの方が絶対いいはず。

 

うーん、今更だな...。

 

っていうかもうBBTAGが出てしまう。ギルティも全然触れてねえ。キャリバー6もとうとう発売される。

リアル状況判断も試されてきた。