67 周期三はカオスを意味する

 ザックを使い始めてからそろそろ3週間近く。

 

池ギに立ち寄ってみたところ、輝さんとシオさんが並びでプレイしていた。事情を知らないプレイヤーはおいおいお前ら同士で潰しあわなくてどーすんだと思われるかもしれないが、2人はいつも穴でガチッとるので、ゲーセンに来るときは穴以外の面子との対戦を求めているのである(アメリカの大会が近いというのが大きいだろう)。

 

2人は大会に向けてどういう風に仕上げているのかなーと思って眺めてみると、シオさんはアメリカ大会での使用率が高いレイチェルを動かしている(対策も兼ねているのかなとか)。プレイング自体はいつも通り。

 

なるほどと思って輝さんの画面を見てみる。いつもと同じレイファンである。しかし動き方はいつもと違う。相手の体力がドットだろうと、打撃で積極的にトドメをさしにいくのではなく、待つ。冷静に下がる。相手が技を空振りしたら打撃か投げでスカ確。打撃出し切りをガードしたら確定投げをきっちり返し、派生はホールド....という、完全に防御にこだわりまくったプレイングだった。輝さんに聞いてみたところ、防御精度を上げる練習というよりは、「次にやってくる行動を高確率で予測できている場合にどれだけ早く"対応"を実践できるか」というのがコアっぽい。

 

これは俺もわかるところがあって、例えば相手のプレイヤーがどんな状況だろうとクリティカルとったら8割最大投げを狙ってくるとする。ハイハイわかった、じゃあハイカン暴れで100ダメージもらいますねーというのが一般的な感覚。しかし、ある程度相手を「信頼してしまう」モラルが己の中に存在していると、「ここまで優位をとってわざわざ約束された3択を捨ててリスクに身をさらしてくるわけがない」というような深読みをしてしまい、中々最大暴れに切り替えられなかったり。

あるいはずっと同じ連携を出されているのだが、「相手もいい加減意識しはじめて、次は途中止め投げをしてくる気がする」などと考えてしまうとか。

 もちろんこれまでも輝さんの対応ムーブは素晴らしいものがあったのだが、大会前になってこのゲームでは茨の道であろう防御を磨きにかかる姿は、レイファン使いって感じだなあとしみじみさせられた。

 

ところで俺はどうなのか。個人的には防御型パワータイプだと思っているハヤブサ。エキスパホールドにしゃがステの33Pと昇竜脚と規格外の技を一杯持っているというのに、自分の防御が練習してもロクなものにならねえということに気が付いてしまい、オフェンス系打撃キャラのザックであそびはじめる始末。肩の力を抜いて楽しめているというのは大きい。

 

俺は「相手は最適解をやってくる、自分は現実的に可能な範囲のことしかできない」という想定でこのゲームをプレイしているため、割と防御面において自分の人間性能の壁にぶちあたった感というか、、DOA5LRにおける自分のポテンシャルはこんなもんかなあと見切りをつけつつある状態なのだが、輝さんのストイックな姿勢とは真逆に、むしろリソースを全て攻めにつぎ込む方向性に行ってみようと思い至った。

 

だからこそのザックなのだが、他のキャラもぼちぼちやっていくつもり。

いい加減5LRも長いので、プレイヤー達が6について話しているのもよく耳にする。自分が6のことを考える時頭によぎるのは、対戦経験がいまだに偏っているということ。浅くてもいいからサブキャラを動かせるようにまんべんなく練習しておけば、6のスタートダッシュにもそれほど遅れをとらずにすむのではないか。

 

例えば気になっているのはエレナ戦。俺はたにいパイセンのザックと対戦してザックつえー!と悲鳴をあげたが、自分で使ってみると思ったよりは強くねーということを実感した。それではエレナを自分で使ってみると果たしてどうなるのか?

VFでじじいを使ってK+G4P+K→66P+Gだの9K+G>P+K+G寝K2KKだのをやりまくっていたクソ野郎な俺がエレナを触ってみたら一体どんな感想になるんだろうか。

今のところ、打撃の発生は早いしセットプレイ強いし潜るし低膝ヤベエという感想しか持っていないのだが、自分で使うとやっぱり見えてくるものがあるんだろうか。

 

今はザックが楽しいんでしばらくはザックをしばきますが.......

次の企画(?)は御茶ノ水エレナ、ワンチャンありますね。

誰かセットプレイとコンボ教えてくれ。

見せてやるぜ俺のローレンツ・アトラクターをよ。。。。