31 「意識的思考のほうが非アルゴリズム的で、かえって無意識のほうがアルゴリズム的なのではないか」

 steamのDOAのランクマッチを回している間に、なんだか自分のプレイングが以前よりも遥かに雑な物になってしまっていたことに気付く。

原因としては色々考えられる。あまりにも野性味あふれる相手と遭遇するので、

 

・対戦相手の7割くらいがとにかく暴れ、擦る。こうなってくると、

「どうせ相手は暴れてるしラグくて投げ確を狙ってもリスクリターンと難易度が噛み合わないから投げ確にも打撃を返してカウンターをもらおう」思考になり、気が付くとルーティン化している。

 

・殆どの相手は起き蹴りを出しまくるのでとりあえず起き攻めは不動雲龍斬を連打する。

 

・微不利からPKKをこすりまくる。

 

・見てから反応されないので6KPを打ちまくる。

 

・ラグめの相手の二択につきあいたくない→とにかくディレイ打撃を打ちまくる

 

などの行動が身に沁みついてしまったようだ。

恐怖心.....俺の心に 恐怖心.....。

その結果柴犬ハヤブサ、クオリティーが激しく低下してしまった。

 

とはいえ、そもそもそういった行動を手癖にしてしまっている時点で自業自得であり、

「だってぇ~たいせんあいてがぁ~」と言うのはお門違い。

現在必死に矯正中である。

ロジャー・ペンローズが「皇帝の新しい心」という本で言っていたことが身に染みた(この記事のタイトルになっている)。

 

それでもあんまりな相手にあたって対戦内容に不条理や虚無を感じることが多いのも事実。神園さんがオンはやめとけと言った理由が少しわかった。

 

ただ、これでプレイしてるのがうさおさんやシオさんだったら

相手の無秩序な暴れや連打行動全てに半端ないリスクをつけて封殺できるんだろうなと思う。ある意味では防御行動を訓練するチャンスと捉えることもできるのかもしれない。

 

....が、ストレスがヤバく流石に俺の格闘ゲーム嗜好はそこまで高尚なものではないので、もう面倒臭えなと思った相手にはリグを出してオラついていい気もしてきた。

もちろん見投げラピッドファイアなんてやりません。

HCスイングアームトルネードで死ぬ体力になるまで7Pと7Kを置き続ける。

 

───

やはりハヤブサは崩しが乏しい代わりに一度触った時と、防御行動をきっちりやった時のリターンが高い。つまり防御型キャラクターなので、

防御行動をきっちりやることが勝率へと直結する。

防御をサボッていては勝てないということをここ数日のクソブサプレイングをやっての地獄連敗で痛感した。。

 

そしてこのゲーム、防御が崩れれば攻撃も崩れる。

これは本当にそうだと思う。

防御に余裕がない時はクリティカル継続も冴えなくなるし、

ダメージも出せなくなってしまう。

 

てんぱって、不要なファジーガードを入れて相手の中段に引っ掛かって継続をくらい、必死こいてガードしてやっとターンを奪い、コンボを入れて相手をダウンさせた後

もう守る側になりたくない!と無理な攻めをしようとして起き蹴りや起き上がり暴れが直撃したり、微有利から最大投げで択をかけるような行動ができなくなる。

とっさの行動が33Pなどの安直なものに偏り、ホールドでもSSでも対応されてしまうようになる。

 

 またこれは自分の考えだが、PK暴れや33P暴れは、重要な"防御行動"として認識する必要がある。これらの行動に味を占めてあばれジャンキーになっても、DOAではサンドバッグの将来が約束されるだけだ(身を持って実証済み)。

 

あらためて振り返ると、今までの自分が防御を頑張ろう頑張ろうとやってきたのは間違ってはいなかったのかなと思う。

 

まず防御せよ。而して攻撃せよ。

 

とりあえず俺は、自分の駄目っぷりにキレちまって出勤日である土日を眠れずに過ごしたので、流石にそろそろ横になります。

I'll be back.